内容説明
先天的な障害で10歳児程度の知能までしか発達しなかった31歳の自閉症の青年・輝明。周囲の無理解で仕事も続かなかったが、幼なじみの獣医・都古は、自分が勤める動物園の仕事に輝明を誘った。壁にぶつかりながらも必死に生きる輝明の姿は、周りの人々の心を次第に変え、輝明は飼育係として正式採用される。輝明は、人と関わることを学び、少しずつ成長していった。そして、人生の新しい挑戦に向かうことを、自ら決意する…。誰よりも純粋な青年の姿を描いた感動のドラマ完全ノベライズ。
著者等紹介
橋部敦子[ハシベアツコ]
1966年、名古屋市生まれ。シナリオライター。第13回橋田賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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海野藻屑
1
テルが愛おしい。2017/07/09
むー
1
橋部敦子の「僕の道」シリーズの最終作。 テルこと大竹輝明が主人公です。自閉症です。 気付いたら失われていた純粋さというか忘れかけていた何かくすぐったいものが散りばめられているように感じ、苦笑いしながら読み進めていました(笑) 2011/07/14
かめっこ
1
ドラマとはまた違った感動がありました。心があったかくなる、素敵なお話でした。
サリさん
0
ほんわかしました。テルの成長が微笑ましい。みんなが優しさで溢れれるといいな。2016/06/28