内容説明
木戸優、青春まっただ中。だからこそ悩みも山積みだ。高校に通えなくなってしまった優だが、母と四万温泉で仲居として働き始め、人と関わることで自信を取り戻していく。バネ工場が休業状態だった父は事故で指が動かなくなるが、リハビリに励むようになる。そして一家揃って高崎へ帰る日がやってきた。しかし、夢を叶える力を与えてくれたジョンコがけがをする。競走馬としては走れなくなってしまったというのだ。「僕の生きる道」の橋部敦子が描く、感動の家族の再生を描く物語完結編。
著者等紹介
橋部敦子[ハシベアツコ]
1966年、名古屋市生まれ。シナリオライター。第13回橋田賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。