角川文庫
僕と彼女と彼女の生きる道

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043715039
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

小柳徹朗は、みどり銀行に勤めて8年。30歳にしてマンションも購入し、一人娘の凜は小学1年生。ある日、妻の可奈子が離婚したいと急に家を出て行ってしまう。原因は思い当たらない。可奈子の母が凛を預かろうと申し出るが、凜の心は傷ついていた。凜にとって、家庭教師のゆらだけが心の支えだった。凜とふたり、悪戦苦闘の毎日を過ごすうち、徹朗の中に今までなかった感情が芽生えてきた…。日本中がそれぞれの幸福を願った大ヒットドラマのノベライズ。

著者等紹介

橋部敦子[ハシベアツコ]
1966年、名古屋市生まれ。シナリオライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

a m

3
新たな家庭をもつことがあれば、似たような経験が起こる可能性があるりそうです。大切なことに気づかせてくれる本でした。離れていても親子の関係は崩れず、様々な愛情のかたちがあるんだなぁと思いました。ゆら先生は大切なことを気づかせてくれる存在でした!2016/01/12

Linda

1
僕の生き方、彼女の生き方。 少し前までは、世間一般的にはと括られていたのかもしれない。 色々な生き方が選べるようになった今日。私はどんな生きる道を進んでいくのだろうか。2015/05/24

きょうこ

1
ゆら先生がステキ☆やっぱりすごい企業で働いていただけのことはある。こういう人が本当に優秀な人なんだろうな。みどり銀行時代の徹郎みたいな薄っぺらなエリートはたくさんいるけど。 でも徹郎がどんどん父親として成長していく姿は読んでいてとても心地良かった。 ドラマを見ていた時は凜ちゃんはなんて良い子なのだろう!と心底感心していたけど、こうやって読んでみると礼儀正しい子と言うより周りにものすごく気を遣っているのがよく分かった。家庭環境って本当に大事なんだなぁ。2014/03/04

にゃんちう

1
人間が「変わっていくこと」を描いた作品でした。かなり美化というか、正直こんなに素直に変われるのか?という疑問が無いわけではないですが、不器用ながらも娘への愛に目覚めていく主人公の徐々に変わっていく変化に胸を打たれながら読んでいました。

むー

1
『僕の生きる道』を読んだ勢いで同シリーズ2作目も読み始めました。 仕事第一という価値観を持ち、家庭を顧みなかった小柳徹朗がその妻から離婚を突き付けられるところから物語がスタートします。 個人的には、ゆら先生が素敵すぎて、好きすぎて、頭がどうにかなりそうでした。 さて、作中の中で、そのゆら先生が 「どの道を選ぶかよりも、選んだ道でどう生きるかの方が、重要なんじゃないかって」 と言っています。 簡単なセリフではありますが、これが実に難しい。 私も就職活動を機に自分が選んで歩んできた道を振り返ってみたのです2011/06/04

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