角川文庫 角川ソフィア文庫
マンガ韓国現代史―コバウおじさんの50年

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043692019
  • NDC分類 221.07
  • Cコード C0122

内容説明

1950年に誕生し、東亜日報・朝鮮日報・文化日報など韓国の代表的新聞に50年間続いた4コマ連載マンガ「コバウおじさん」。国民的人気を博し、韓国の現代史と共に歩み、常に庶民の眼でその時代を見つめ鋭い風刺で等身大の韓国を描き出したコバウおじさん。その厳しい視線ゆえ、休載を余儀なくされた時もあったが、常にコバウおじさんは、韓国現代史の記録者として人々と共にあった。コバウおじさんの声に耳を傾け、韓国現代史の一端を覗いてみよう。そこから同時代を生きる我々日本人にも見えてくるものが、きっとあるはずだ。

目次

コバウおじさんとは何者か?
人々の暮らし
韓国を楽しむ
日本と世界を見る目
李承晩の時代
朴正煕の時代
全斗煥・盧泰愚の時代
金泳三の時代
金大中の時代
コバウおじさんの50年
私の韓国現代史

著者等紹介

金星煥[キムソンファン]
1932年開城(現北朝鮮)生まれ。景福中学(旧制)在学中からマンガの寄稿や雑誌の記者などをし、連合新聞にも連載を始める。韓国新聞マンガの第一人者として活躍。「コバウおじさん」は、連載約1万4000回を数え、2000年9月に幕を閉じた。日本でも翻訳が出ている。国民的人気は、今も衰えず、2000年11月には記念切手が発行された。国立図書館には同氏の常設コーナーが設けられている

植村隆[ウエムラタカシ]
1958年高知県生まれ。早稲田大学政経学部卒。1982年朝日新聞入社。千葉支局、テヘラン支局長、ソウル特派員、外報部デスクなどを経て、現在中国総局記者。学生時代より韓国に関心を持ち、朝日新聞入社後、延世大学(韓国)語学堂に留学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字の旅遊人

8
相手を知る。

がんぞ

8
朝日新聞・植村記者の妻の実母が“慰安婦問題”団体を主宰。つまり問題は朝日新聞の自作自演であり植村隆も娘も在日コリアン。その視点で見ると「竹島を日本の政治家が自国領と発言するたびに反発を招く」(なお“韓国領と認めたことは一度も無い”は緘黙)は韓国側の挑発的好戦的暴言。四齣でたいした思想が盛れるはずもなく、感情の吐露にすぎないが、昭和天皇や現陛下に何度も謝罪(平伏のポーズを独立館の前で銅像にする回も度々)させて快哉を叫ぶのは“民族感情”であり有害な“差別意識”だ。“民主化”を求めて手に入れた無君主無責任の地獄2014/07/17

ちばっち

2
一石五鳥くらいの内容でした!韓国語を勉強している人にとってもお薦めです。新聞に掲載されていた四コマ漫画なのでののちゃんとかコボちゃんみたいにクスッと笑える内容になっています。台詞が短い韓国語なのでスッと読めます。政治的な内容も多いので試験に出るような漢字語なども豊富に出てきます。韓国の歴史についても色々勉強できます。韓国側に立った意見なので新鮮でした。何度も逮捕されながら挫ける事なく50年間書き続けた金星煥さんに拍手を送りたいです。あまりの人気に北朝鮮で勝手に使われたのには笑ってしまいました。2015/10/06

讃壽鐵朗

1
日本でもこんな歴史漫画がないものかな

evalist

1
韓国の歴史を勉強したうえでこの本を読まれると深みがうまれるのではないでしょうか

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