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角川文庫
大奥華伝―歴史・時代アンソロジー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043671045
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

将軍ただ一人に仕えるために存在し、幕府を陰から支え、時に揺るがした江戸城大奥の女たち。歴史・時代小説の名手7人がその魅力に迫る、華麗なる競演。

著者等紹介

縄田一男[ナワタカズオ]
1958年、東京都生まれ。文芸評論家。専修大学大学院文学研究科博士課程修了。著書に『捕物帳の系譜』(95年大衆文学研究賞)。91年に『傑作・力作徹底案内 時代小説の読みどころ』(角川文庫)で中村星湖文学賞受賞。大衆文学研究会、日本近代文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みずたま

24
大奥にまつわるアンソロジー。春日局から天璋院篤姫まで。時系列順に編集されているため、大奥だけでなく徳川家の栄枯盛衰や時代の変遷も良く分かり面白く読めた。どの作品も満足度は高めだが、ドロドロした生々しい話は短編ぐらいが丁度良いかも。もう大奥勤めなんで絶対無理です┐(´д`)┌2015/07/31

たみき

6
犬になれ!っていう山田さんの人間観察力というんでしょうか、山田流の人物解釈にうなりました。さすが。山田さん目当てで読んだが、杉本さんのドン引きするほどの野心家春日局他どれも面白かった。絵島事件もああいう解釈があるんだな。時系列になっているのも有り難い。とても豪華な本。たまらない。2013/08/15

にゃまこ

2
大奥の重要人物を時系列に短編で読めるアンソロジー。松本清張、平岩弓枝、山田風太郎、笹沢左保と作者が豪華なのも特徴。2009/06/16

そーだ

1
ひ4-51[時ひ4-51] 縄田一男編。積読本消化その1。再読。フジテレビのドラマ『大奥』が2006年12月に劇場版として放映されたが、その一か月前に出版された本。「春日局」の朝廷の描かれ方が古臭くて好きじゃない。幕府が明正天皇に対して雁字搦めな行動規制を強いたことを考えると、春日局が明正の即位を後水尾天皇に迫るなんてことはあり得ない。明正への譲位は後水尾の幕府に対する嫌がらせだろう。「女人は二度死ぬ」はあまりネタにされない延命院事件を扱っていて面白かった。2020/09/17

緋色

1
春日局から篤姫まで、時代を追った大奥アンソロジー。それぞれ作家の個性もあっておもしろく読めました。それにしても、大奥ってネタの宝庫にしては歪み過ぎというか…。特に将軍が幼い場合の大奥って、歪むしかやることがないって感じがしますよね。そんな大奥を駆け足ながら、最初から最後まで読むと、わりとおなかいっぱいになりましたw2020/07/09

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