内容説明
金髪デブ=ゲッツ板谷と、兵隊ヤクザ=鴨志田穣がタイで繰り広げる大騒動!麻薬更生寺での地獄体験、オカマのバレーボーラーとの甘い一夜、インチキ丸出しの心霊治療、片田舎のディスコでダンシングオールナイト、ホモの館での恐怖体験…。次から次へと出現する恐るべきタイの奇人怪人たちとの怒涛の日々。勢いのみで突き進む男、ゲッツ板谷の人気シリーズ、待望の文庫化。
目次
第1章 タイ中央部編(腐れドリカム、バンコクでプレイボール;やるせない気持ちと世界一厳しい夜間学校 ほか)
第2章 タイ北部編(オカマのバレーボーラーに惑う;熱風セレナーデとデタラメ君 ほか)
第3章 タイ東北部編(裸族と下半身の乱;モンスター食堂と連チャンする大失態 ほか)
第4章 バンコク編(鬼女の棲む家とキンタママッサージ;蒸し焼きマンションとマリコさん ほか)
著者等紹介
ゲッツ板谷[ゲッツイタヤ]
1964年東京生まれ。十代の頃は暴走族やヤクザの予備軍として大忙し。その後、紆余曲折を経てフリーライターに
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感想・レビュー
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redbaron
12
紀行文とはこういう本を言うのだろう。タイに行ったあの時がそこはかとなく思い出される。特に古式マッサージなんて、著者と似たような経験したしwww クソ雨の中、雨水で洗った器で食べた屋台メシが妙にうまかった思い出もよみがえり、若い時行けてラッキーだった…のかしらん。2015/07/03
演習家康くん
5
今のように忙しくない時に「一本一本のヒゲに名前を付けるくらいヒマ」していた鴨ちゃんと組んだ一冊。唐揚げみたいな女子校生にエンコーを持ちかけらたショックから立ち直るために金髪に染めたら婆さんは絶句しセージ(弟)には「それじゃ上田馬之助だよ~」と笑われ逃げるようにタイへ。予備知識もまったくなく、まさに出たとこ勝負。立川の不良魂を炸裂させようにも難敵「タイ」が容赦なく襲いかかる。あとちょっとでハッピーエンドというところでオカマに泣かされるという。同行者のはせぴょんもまァ相変わらずいい加減でいい味だしてます。2013/08/09
まさや
4
飾らない紀行本でした
yuk0
3
板谷バカ三代に匹敵するカモちゃんというバカを発見しました。2009/11/04
読み人知らず
3
これを読んでタイに行きたくなった人はいるんだろうな。でもオレは行きたくなくなりました。 2006/03/27
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