内容説明
顔もでかけりゃ、身体もでかい。おまけに態度も大きい海外旅行専門の添乗員・岡崎大五。香港ツアーではお客が宝石店に監禁され、チュニジアのホテルでは年越しそば、雑煮におかゆを作らされる羽目に。ポルトガルでは添乗員の座を奪われた挙げ句、ツアーを乗っ取られてしまう。そのうえ怖いガイドにマザコンのドライバー、ケチな客と問題は山積み。これで旅が無事に済むわけない!トラブル満載爆笑ツアーがはじまります。
目次
香港マフィア―香港・マカオ編
アンハッピー・ニューイヤー―チュニジア編
ツアー・ジャック(乗っ取り)―ポルトガル編
ボランティな人々―スリランカ編
著者等紹介
岡崎大五[オカザキダイゴ]
1962年愛知県岡崎市生まれ。85年文化学院を中退後、アジア各地を転々とする。訪問国は80数カ国。30歳で帰国し、海外旅行専門の添乗員となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しーふぉ
20
いい加減なんだけど何とかなっちゃうパワフルな海外旅行の添乗員と、わがままトラブルメイカーな旅行者たちの珍道中。最後のスリランカの津波の被害者の子供たちの話では少しウルっと来てしまった。他にもシリーズであるようなので読んでみたい。2020/02/15
ぬらりひょん
9
これって実話だよね?スリランカ編では小説かってくらいよくできた話で、思わず泣けてきた。たしかにどれもトラブル満載だけど、爆笑ってほどでもない、ちょっと不思議なお話だった。あっ お正月を海外ツアーで迎えると、添乗員さんが年越しそばとお雑煮を出してくれるって常識なんですか?2014/05/18
ひろ
1
岡崎さんの本は、はずれがなし。自分的に、へぇ、世界にはこんなところがあるんだ、で、知的好奇心も満足。出てくるツアー客も人間くさくて面白いし、後味がすっきり。で、自分も旅行に出たくなる。できれば、珍しいとこ、変な所に。2011/01/02
hamm
0
☆☆32
ひでじろう
0
ノンフィクションだとは読中に気付きました。 実体験に基づいているので、感動させてやろう、泣かせてやろうという創られた感がなく素直に心に響きました。2014/12/25