出版社内容情報
1953年、日本武道の真髄を世界に知らしめるため、ひとりの男がハワイの地に立った。その男の名は大山倍達――のちに「ゴッド・ハンド」と尊敬と畏怖の念を込めて呼ばれることとなる男の孤高の戦いが幕を開けた…
内容説明
一九五二年、日本武道の真髄を世界に知らしめるため、ひとりの男がハワイの地に立った。男の名は大山倍達―のちに「ゴッド・ハンド」と尊敬と畏怖の念を込めて呼ばれることになる男の孤高の戦いが幕を開けた!アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、東南アジアと世界各地で待ち構える格闘家たち。彼らをその拳でなぎ倒していく大山の行く手に待つものは…。「地上最強の空手」極真空手総裁、大山倍達の波瀾万丈の格闘人生を綴った一大自叙伝。
目次
アメリカ篇―マス大山はなぜ闘うのか
ヨーロッパ篇―マス大山はなぜ負けないのか
南米篇―マス大山はなぜ道を求めるのか
アフリカ篇―マス大山はなぜ夢を見るのか
東南アジア篇―マス大山はなぜ苦悩するのか
中近東篇―マス大山はなぜ栄光を掴んだのか
日本篇―マス大山はいつ拳を収めるのか
著者等紹介
大山倍達[オオヤママスタツ]
1923年生まれ。1947年、全日本空手道選手権に出場し優勝。1952年からアメリカを皮切りに全世界を遠征、「ゴッド・ハンド」の名を世界に広める。1964年、国際空手道連盟極真会館を設立、総裁に就任。1994年、肺ガンのため死去。享年七〇歳
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感想・レビュー
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Taichi Sakamoto
0
ゴリラに正拳突きをかますシーンがあるが・・どこまで本当なんだろう?
LOHASPO
0
基本的には、カラテ馬鹿一代の前半部と一緒です。新幹線移動があっという間に終わる衝撃の面白さ。山際淳司さん以降のNUMBER執筆陣的な真実から洞察してドラマを掘り出すタイプも好きなんですが、その対極にある、俺のドラマを聴きやがれ的な、破天荒で、超人的で、真偽を考える事の意味を超越してしまうタイプの本はマジで良いですわぁ。永ちゃんの「なりあがり」とか、「俺、勝新太郎」とか、坂井さんの「大空のサムライ」とかが好きなら絶対に読んだ方が良いですよ2013/03/29
カズヒロ
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極真空手の創始者、大山倍達の海外奮闘記。実戦空手の極真を世界に広めるため、各国の格闘技の猛者達と死闘を繰り広げる大山。対戦者の使用する格闘技もプロレスにバリのカマキリ拳法(蟷螂拳とは別物?)、フランスのサファーデ(サバットのことらしい)、ブラジルのカポエラと多彩。大山が使用する技も、極真の試合では見られない手刀や、伝説の「三角飛び」など様々。個人的には力道山と木村政彦とのくだりが気になった。解説はあの佐竹雅昭。2012/06/01
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