内容説明
頭髪に哀しい“秘密”を抱える警視庁公安部刑事・矢部謙三。「上にはへつらい、下には高飛車」「人の手柄はしっかり横取り」―こんな器の小さい人間性にもかかわらず、矢部はその神がかり的な推理力と、並みハズれた行動力で、爆破テロや細菌兵器密輸事件など、国家を震撼させる事件を解決する。１０周年を迎えた「ＴＲＩＣＫ」シリーズから誕生した、矢部が主役のスピンオフ連続ドラマを完全小説化。
著者等紹介
福田卓郎［フクダタクロウ］
脚本家。１９６１年生まれ。主な作品は「トリック２」映画『僕らのワンダフルデイズ』など。劇団「Ｄｏｔｏｏ！（ドトォ！）」主宰者として、作・演出にもあたっている
高山直也［タカヤマナオヤ］
脚本家。１９６６年生まれ
山岡真介［ヤマオカシンスケ］
脚本家。１９７５年生まれ。「日本テレビシナリオ登竜門２００５」で優秀賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ふろんた2.0
17
”カミ”ってる男のスピンオフドラマのノべライズ。映像で見ないと面白さがイマイチかも。テキストだとちゃんとしているようでも、ドラマではもっとしょぼい仕掛けだった記憶があるし。2017/01/28
めた
2
TVドラマ『TRICK』から生まれたスピンオフのノベライズ。内容は悪くないが、矢部謙三の魅力、彼を取り巻く登場人物たちの面白さは伝わりにくいかも。自分はやはり映像で楽しみたい。2010/06/25
チェブラリー
2
人工的頭部がやたらクローズアップ、図書館でかりるべし2010/06/16
長田倫和
2
TRICKファン、矢部謙三ファンにとっては買いですが、TRICKファン以外は・・・ｗ軽く楽しみながら流し読むのにはいいかもです。とはいえこれは映像のほうが味がありますね。ノベライズ作品は演出部分が平坦になりがちなので難しい。2010/06/02
SPICE
1
トリックのスピンオフ作品ですが、思っていたより笑いが少なくシリアス路線気味で残念です。矢部謙三、秋葉、菊地のやり取りは流石ですが、新キャラのテイストが馴染めない。トリックのキャラももう少し出せば面白くなった筈。しかし最後の話はトリックらしくて♪『月光』が似合う終わり方で良かったです。2013/04/05
