内容説明
北関東の小藩で代々家老を務めてきた榎戸与一郎は、交代寄合衆に列し、直参旗本に取り立てられた。ところが、その拠りどころとされた「神君お墨付」が仙台の雄藩・伊達家を刺激し、与一郎は新たな敵をつくることに。さらに、江戸に普請中の屋敷内から神鏡が発掘されたことで、隠れキリシタン組織が動き始める。大藩の思惑と禁教の集団が絡み合い、与一郎に迫る!待望の「与一郎」シリーズ、再始動!初の文庫書き下ろし。
著者等紹介
羽太雄平[ハタユウヘイ]
1944年、台湾生まれ。カメラマン、広告会社経営を経て、89年、『完全なる凶器』で小説CLUB新人賞を受賞。以後、作家生活に入る。『本多の狐』で第2回時代小説大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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蕭白
9
変わらない主人公のキャラクターに満足です。2020/06/04
nyaboko
2
相変わらず与一郎が可愛いなぁw 細かい設定がゴロゴロ飛び出して読むの(話の筋を追うこと)が大変でしたが、最後まで面白く読めました。個人的に小次郎が好きかな。ツンデレなパパを持ってるせいか、どこか飄々としててよい。2014/11/04
yasu7777
1
★★★☆☆ 渋谷2901-2342021/06/27
デンティスト
1
前作を読んでいないとわからない部分もありますが、痛快時代小説として面白かったです。さらなるシリーズを期待します。2010/05/19
パル2パパ
0
初読、しかし、興味深い、面白い内容だった。与一郎の新藩と仙台藩の結び付き、其に関わる、というか、更なる脚色が面白かった。其の脚色を公開するのはネタばらしに繋がるから、云えないけどね(笑)2013/09/25
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