内容説明
黄昏時。根津の路地裏に佇む古びた旅館。迷路のような廊下を辿り、ある一室に赴く八つの人影。結界が張りめぐらされ、蝋燭が灯されたその部屋で、彼らは深まる夜のなか、次々と怪異体験を語り始める。百話を完結させるとよからぬことが…と言伝えられる百物語怪談会。鬼気迫る一夜を本書で史実に再現。読む者もおそらくその禍禍しい掟から無縁ではいられない。稀代のホラー作家八人による驚愕の怪談実話集。
著者等紹介
井上雅彦[イノウエマサヒコ]
1960~。東京都出身。83年「よけいなものが」で星新一ショートショートコンテスト優秀作受賞。98年『異形コレクション』監修で日本SF大賞特別賞受賞
加門七海[カモンナナミ]
東京都出身。92年『人丸調伏令』でデビュー
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949~。千葉県銚子市出身。82年『魔界都市“新宿”』でデビュー
篠田節子[シノダセツコ]
東京都出身。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。山本周五郎賞受賞の『ゴサインタン』、直木賞受賞の『女たちのジハード』ほか
霜島ケイ[シモジマケイ]
大阪府出身。90年『出てこい!ユーレイ三兄弟』でデビュー
竹内義和[タケウチヨシカズ]
和歌山県出身。コラムニストとして活躍のかたわら、90年にサイコホラー『パーフェクト・ブルー』で作家デビュー
田中文雄[タナカフミオ]
東京で生まれ栃木県宇都宮で育つ。74年、「夏の旅人」でハヤカワSFコンテスト入選。81年『大魔界』で本格デビュー
森真沙子[モリマサコ]
神奈川県横浜市出身。79年「バラード・イン・ブルー」で小説現代新人賞受賞。84年『総統の招待者』で本格デビュー
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感想・レビュー
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