角川ホラー文庫
輪廻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043572137
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

昭和45年、群馬県のホテルで起きた大量無差別殺人。法医学教授の大森が自らの家族も含め、宿泊客、従業員ら11人の命を奪った。動機は不明。大森も謎の死を遂げ、警察は狂気の犯行として片付けた。そして35年後の現代。映画監督の松村は、この猟奇事件の映画化に取り組んでいたが…。日本人初、全米ナンバー1を獲得した、清水崇監督・最新作を完全ノベライズ。

著者等紹介

大石圭[オオイシケイ]
1961年、東京生まれ。法政大学文学部卒。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第三十回文藝賞佳作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

232
ジャパニック・ホラー・ムービーの先駆者のひとり、清水崇監督によって映像化されて、2006年1月7日より全国公開された作品。清水崇氏といえば『呪怨』シリーズを大ヒットさせて一躍メジャーとなり、2004年には自らの手で『呪怨』のハリウッドリメイク版『The Grudge』も手掛けている。その同氏が第2弾として世に出したのが本作品『輪廻』である。その後も『こどもつかい』や『犬鳴村』等々を手掛け、ホラー映画のレジェンドになりつつある。2021/08/31

じゅんぢ

33
「呪怨」シリーズが視覚的な怖さならこちらの「輪廻」は心理的な怖さといったところか。勘のいい人ならすぐに解ってしまうんじゃないかと思う。2019/06/12

ゐづる

22
久々にホラーを借りて読みました。なんというか、胸糞悪い読後感ですね。輪廻を信じる大学教授が実験と称して人を殺しまくる話です。こういう本はどういう心理で執筆するんですかねぇ。なんかいろいろ理解できないですね・・・2014/05/22

καйυγα

8
1970年、教授の輪廻転生実験により実子合わせ11人が殺害される。35年後の2005年、新しい時代がやってくる中リアルな夢が人々を襲い——。うん、大石圭氏による映画ノベライズ。序盤は怪奇現象が散りばめられ、まだかまだかと進展が待ち遠しかった。中盤はなんだか同じことをやたらと繰り返し、輪廻は分かったから先へ進んでくれと懇願するばかりだった。終盤は怒濤の巻き返しで何も言えない程、(褒めてない)殺戮に満ち溢れている描写内容。言葉だけで酷い気分を味わえる。そして、ラストを飾る場面は本題の輪廻を理解する瞬間であった2015/03/05

まみ

7
文章で読んだからかあんまり、怖さはなかった。あのひとが、あの人だと思わなかったから、純粋に騙されておもしろかった!(*´-`)2013/04/15

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