角川文庫<br> 生き方のツケがボケに出る

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角川文庫
生き方のツケがボケに出る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043569014
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0195

内容説明

“ボケがボケないのは、それまでの生き方、ライフスタイルが左右する!”―同じように歳をとって、どうしてボケる人とボケない人がいるのか。老人性痴呆は生活習慣病、とする著者の長年の医療現場での経験に基づいた“ボケないための秘訣”には、よりよい人生を生きるためのポジティブなヒントがいっぱい。「家族の愛がボケを救う」「恋をする人はボケないが、浮気をする人はボケる」「要注意!こんな働き方、こんな趣味」など、具体的かつユニークな実例が並ぶ医療エッセイ集。

目次

第1章 かくしゃく長寿のボケない秘訣
第2章 愛がボケを救う
第3章 ボケる生き方ボケない生き方
第4章 要注意!こんな働き方、こんな趣味
第5章 老人性のボケとアルツハイマー病はここが違う
第6章 ボケを軽い段階でキャッチする
第7章 ボケ対策は早期発見、早期治療が決め手
付 老人性痴呆に対する早期診断、早期治療の方法

著者等紹介

金子満雄[カネコミツオ]
1934年、長崎県生まれ。長崎大学医学部、同大学院修了。ケニア、アメリカで脳外科医として診療活動ののち、73年、浜松医療センター開設準備に参画。副院長を経て2000年より顧問。老人性痴呆の早期発見と治療に取り組み、これまでに2万2千人を診療。『脳が壊れるとき』など著書も多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

5
多くの老人のボケは病理的な原因ではなく、脳を使わなくなることによる廃用性萎縮によるものだから、軽度のうちに脳のリハビリをすれば回復するという持論を、実際の症例とともに教えてくれる。リハビリによる回復事例と、手遅れになった患者の症例の対比は、軽いボケのうちに対策することが、本人だけでなく家族の負担も救うという啓蒙に納得する。「ボケの大部分は心の生活習慣病である」との指摘はわかりやすく、判定テストの実例が載っているのもおもしろい。その一方で、重度の痴呆も安楽死の対象にしてほしいと切に願う。 (★★★☆☆)2021/06/28

にゃも

4
人の一生を見据えて現在の日本の教育を考えると、ちょっと先は暗いらしい。なんたってボケないためには子供の頃からの右脳の開発が不可欠なのだ!感動する心、飽くなき好奇心、そしてゲーム(囲碁、将棋、麻雀)やスポーツを楽しむことが必要だと著者は言う。さもありなん。今からで間に合うかどうかはわからないけど、意識するのとしないとではきっと違ってくると思う。2016/01/25

sala504

2
あとがきの「ボケは心の生活習慣病」という言葉が印象に残る内容でした。親をボケさせない、自分もボケない様に心掛けて行きたい物です。2013/12/28

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