内容説明
警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係、通称ミショウに持ち込まれる不可思議な事件。捜査を行う当麻と瀬文の前に特殊能力「SPEC」を持つ犯罪者たちが次々現れる。気づかぬうちに2人は、いつしか巨悪の闇に飲み込まれようとしていた…。ニノマエの正体は?公安部・津田の企みは?当麻が抱える大きな秘密とは!?『ケイゾク』のスタッフ再集結で話題のドラマノベライズ、3ヶ月連続刊行第二弾。
著者等紹介
西荻弓絵[ニシオギユミエ]
東京都生まれ。脚本家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魔王
32
ドラマのやり取りなどをそのままかかれていますがそれが面白く、思い出しながら読みました。普通の捜査しているのが懐かしい2015/11/30
吉田あや
22
公安の暗い部分が少し掴めそうになるとまたスルリと抜けていく、巨大で大きな闇。重々しく開き始めるパンドラの箱。完璧な幸福の記憶に続く炎に包まれニノマエと対峙する当麻の姿。炎、手錠、薬指の指輪、落ちていた手首_____。底なし沼のような暗闇に浮かぶ津田の顔。次々と現れては消えていくSPEC HOLDER。どんどんシリアスに向かいながらも少しずつ信頼を深めていく当麻と瀬文のシーンはドラマの映像が浮かぶようで高まる~!2013/10/16
moon
14
SPECを持つ者を取り巻く悲運が当麻と瀬文を襲う。不条理と思える展開の中で、どこまで立ち向かうことが出来るのか。2014/01/02
チャコ
14
徐々にSPECの詳細が明らかになって、闇の部分にもスポットが当たった今作。少しずつ当麻と瀬文の間に信頼関係が築かれていっているのも良い。ただドラマのノベライズもの感は相変わらず。登場人物の会話で文章が進んでいくから、全体的な内容の薄さが少し気になります。でも展開が早くてテンポ良く読んでいけるので、もっと1冊が分厚くても良いかなと。面白い作品だと思うので、ドラマを見たいですね。2013/12/29
十六夜(いざよい)
14
ドラマを見ていたので、割りとサクサク読めた…というか、ドラマそのままだった。映像ある方が分かり易くて良いかも。2013/10/26