内容説明
山口県の遺跡から発掘された有柄細形銅剣。それは北斗七星の力の象徴である七星剣だった。使い方次第で、聖にも邪にもなりうるという伝説の秘剣に引き寄せられるのは聖か魔か…。浪人生の那津は、失踪した兄を探す旅先で、七星剣を追う謎の父子と巡り合う。それは運命の邂逅なのか!九州の古墳群を舞台に繰り広げられるハイパー伝奇ホラー。
著者等紹介
瀬川ことび[セガワコトビ]
1964年、福岡県生まれの大分育ち。99年『お葬式』で第6回日本ホラー小説大賞佳作を受賞し、デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那由多
17
『ばけもの好む中将』で有名な瀬川貴次さん別名義の伝記ホラー。遺跡から発掘された有柄細形銅剣も、北斗七星も、馬も、謎の古代遺跡トンカラリンも、ぜ〜んぶ "7"が関係している。面白くなってきたところで、あっさりと終わってしまった。2020/05/27
嫁宮 悠
4
ライトなホラーに涼を求めようと読み始めたものの、実際はライトな伝奇ホラーだった。古代遺跡から発掘された七星剣をめぐる、浪人生の「女の子」が主人公の物語。瀬川ことび先生は、実は瀬川貴次としての活動が主らしく、現在も怪異、あやかしを題材にしたライト文芸を書いているそうな。瀬川ことび『お葬式』、小林泰三『玩具修理者』、鈴木光司『らせん』は、どれも中学生の頃に読んで印象に残っている。ホラーは割と読んでいたくせに、瀬名秀明の『パラサイト・イヴ』だけは、映画の宣伝が怖すぎて読めなかった。たぶん今後も読めないと思う。2018/08/14
読み人知らず
4
意外な。和風SFでした。面白いような面白くないような。期待せずにライトノベル読んじゃったような気持ち。この作者にはもっと違った物語を期待してたなあ2013/03/06
成瀬
3
読みやすい。ていうだけ(笑)。グロくもなくどんでん返しもなく。ラスボス退治も策がなくても出来てしまって。うーん。序章は妖艶さが漂っていたはずなのに…。2012/08/03
καйυγα
2
後日記載予定。2016/07/05
-
- 和書
- 超実践不動産投資のプロ技