内容説明
江戸時代において最も華やかだった元禄時代。大奥では第五代将軍・綱吉の世継ぎを巡り、正室の信子、側室でお腹さまのお伝、夫と離縁させられて側室となった安子、将軍生母の桂昌院、大奥総取締の右衛門佐らの愛憎が渦巻いていた。悪法「生類憐みの令」は、大奥の女たちの業が為せるわざだったのかも。冷徹な側用人・柳沢の哀しい過去を遡るスペシャルも収録。大奥とは、見るは天国、入るは地獄。読んだあなたは、お手つきよ。
著者等紹介
浅野妙子[アサノタエコ]
シナリオライター
尾崎将也[オザキマサヤ]
シナリオライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みや
1
手放す前に再読2014/07/01
あここ
1
あぁぁ どろどろ。これで年越し(笑)大奥舞台にしては分かりやすかった。混乱せんと面白かった。TV用なんやね。どこまでフィクションか分からんかったけど、人物紹介で何となく理解。それにしても何でこんなにドロドロ妬み恨みって。。。みんな元気やなぁ。。って感心してしまう。エライ気力要るで。狭い世界にいたら暇すぎるんやろな。男が女を利用する。男の権力を女も利用する。どっちもどっちやし。全て権力のタメ。耐えれへんかったら死ぬしかない。。うちも染子さんの道を選ぶわ。まぁぁ側室にされへんけどな(笑)権力持ったからって何?2012/01/01
える
1
先日映画版大奥を放送していたので、TV版大奥を見たくなったのですが叶わず小説版を手にすることに。TV版を知らない私にはそれなりに楽しめましたが、ページ数の問題か物足りない部分も多かったです。2011/04/06
ユリ
0
学生のころは、どの将軍のときに誰が側用人だったか、かなり混乱したものだ(今も)。史実がどうであれ、話の流れで時代と人の繋がりが印象に残る。あぁ、高校生のときに読みたかった(*ノωノ)2014/10/10
みや
0
☆☆☆2006/12/15