内容説明
高時給バイトの募集を見て、明け方の銀座にやってきた孝介。古びた雑居ビルの前に立った時、どこからともなく子供たちの歌声が…。“通りゃんせ”のメロディに乗って行われる恐るべき人体実験とは…!?「春・ずいずいずっころばし」「夏・花いちもんめ」「秋・かごめ」そして、「冬・通りゃんせ」―四つの黒い唱は、一つのラストへつながっていく…。鬼才、長坂秀佳が奏でる最新刊、ニューホラー。
著者等紹介
長坂秀佳[ナガサカシュウケイ]
愛知県豊川市出身。脚本家、作家。『浅草エノケン一座の嵐』で第35回江戸川乱歩賞受賞
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感想・レビュー
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a43
16
この方の本はもう読むことはない。と思っていたのだが、また貸してくれたので読んだら、これまでの作者作品でいちばんよかった。はじめから本気出してほしい←この作者さん苦手だった方、これは読んでみてください。でもちょっと、カバー裏の説明、間違えてないかな?つながりは読者の想像に任せてる感がある。おーつながった!というよりは、あ、じゃあ勝手に想像します、いいのですね、という感じ(笑2016/02/04
読み人知らず
5
イライラを我慢しながら読んだけど最後までぐちゃぐちゃでしかもおもしろくない。オチも意味不明で効いていない。無駄に厚くて読むのは時間の無駄。2011/07/07
クミコ・ロッテンマイア
4
どっちを選ぶかばかりで少し飽きる。でも最後の話はちょっと好き。2010/01/23
かごめ
3
もっとこう、見立て殺人とかだと思ってたのに!短編でした。幽霊とか死後の世界とかピラミッドパワーとか信じてないし、一番怖いのは生きてる人間だと思ってるのですきな人はすきなんだろうけどわたしにはそこまで嵌まらなかったです。怪奇幻想はすきだけどあんまりオカルト寄りになるとだめなので。読みやすかったけど言葉選びが古くて何回か笑っちゃいました。時代かなあ。爽介が格好良かったです。2015/08/26
スーヌ
3
【C】途中まではなかなか読ませる展開で期待したがラストが全然意味分からんくてぶち壊し。残念だが、暇潰しにはなったかな。2013/07/09