内容説明
「助けて、『奴等』が来る―!」和歌山県でひそかに開発されていた自衛隊の特殊兵器。それを照射された者は被験体のおぞましい『悪夢』に被曝し、睡眠麻痺に陥るという。だが事故により近隣の町が被曝、町民に感染が広がってしまう。事態の収拾に自衛隊員らは乗り出すが、開発の総責任者・餐場一尉の真意は他にあって…!?さらにこの感染の鍵は、謎めいた美少女・樒とその双子の姉・榊が握っていた。圧倒的スケールの衝撃作。
著者等紹介
中井拓志[ナカイタクシ]
1971年福岡県出身。立命館大学経済学部中退。97年『レフトハンド』で第4回日本ホラー小説大賞長編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
椛
18
やっっっっっっっっと読み終わった。 とにかく、くどい!!読みづらい!! 2022/10/17
たぬ
15
☆2 ごめん半分で挫折した。いつまでも理屈こねこね肩書こねこねで面倒になっちゃった。まだ若い上官の口調が「何を言っとるのか」調なのもなんだか高圧的で嫌(※携帯電話や無線LANが登場するからそう古い時代設定ではない)。前に読んだ『獣の夢』も2点止まりだったしこの作者とは相性が悪いのかな。2021/07/09
眠る山猫屋
7
う〜ん。なんともはや…この作者さんには、未だ期待しているだけに、消化不良か。エンディングは悪くないけれど。それからリズムのある文末は、次第に乗れてくるが、如何せん全体のリズムが…(苦笑)それでも『レフトハンド』のインパクトが忘れられない山猫屋は、この作者さんを追いかけ続けるのだろうなぁ(苦笑)2010/11/20
ぞるば
4
夢が感染するって面白いし、オチも面白かったけど、全体にマニアックなかんじでちょっと読みにくい。何回も同じこと読んだような気分。まあ、繰り返す夢が主題というならそれでいいのかもですが。それにしても自衛隊の人達ってこんな喋り方なの?2016/01/17
ゆみ
4
つまらなくて、パラパラ読み。うーん・・・私には合わない・・・。2010/10/14