内容説明
「おふくろに届けてくれ」坂倉博光は、そう言い残して数日後、謎の死を遂げた。託されたのは位牌だった。鈴木克宏は遺言めいた品物を手に、坂倉の故郷を訪れた。ところが、そこで予期せぬ危険に晒される。鈴木は位牌に秘められた謎を求め、坂倉の過去を辿っていくのだが…。一度かぎりの過ちで滅びていく男たち。数え切れない哀しみを耐え忍ぶ女たち。立ちこめる雪煙の中で、人生を捨てた男が策謀の渦に身を投じていく長編ハードボイルド。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
背番号10@せばてん。
25
【1995_このミス34位】1997年12月16日読了。あらすじは忘却の彼方。1997/12/16
たーくん
8
再読→→→彼はなぜ自分に位牌を母親に届けてくれと言ったのか。雪降る飛騨高山を訪れた鈴木克宏。一度かぎりの過ち。数えきれない哀しみ。立ちこめる雪煙のなか、男は背いてきた人生と対峙した。長編ハードボイルド。2019/03/26
M
1
父に貰った本(22)。あまりにも時間をかけ過ぎて、誰が誰だか途中で分からなくなってしまった。とにかく裏切りや騙し合いが多くて、こんなにも安心できない人間関係って…とぐったり。それぞれの人に穏やかな毎日は戻ってくるのだろうか。2020/02/10
隠居
0
上巻きでばかばかしくてやめた2016/07/26
kanamori
0
☆☆☆2012/10/15