内容説明
夫の留学に伴い、新婚早々、米国ニューハンプシャー州のハノーバーで暮らし始めた著者。しかしそこは、信号が三つしかない片田舎の小さな町だった…。当初は、言葉の壁や日本と異なる生活事情に戸惑いつつも、生来の好奇心を発揮して何事にも挑戦。日本料理教室の企画、町の人々との心暖まる交流、小学校での臨時授業、大陸横断ドライブ等々、次々と世界が広がり始めて…。そこから垣間みた、米国人の“素顔”とは?一年半に亘る異国生活から得た発見と感動を綴ったエッセイ集。海外生活を楽しむヒントが満載。
目次
おとぎの町ハノーバー
贈られた歌
私たちの結婚行進曲
海を越えたてんぷら
アメリカの家庭
三十八の瞳
ハノーバーの書道家
『二十五歳たち』の再会
夢の中の英語
LIVE FREE OR DIE〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
2
筆者の中井さんはとっても活動的な人なんだろうな。専業主婦でこれだけ地元に溶け込んでる日本人はめずらしいし、えらいなぁ、と思う。2012/04/04
pantyclub
1
著者の本を読むのは2冊目ですっかりファンです。文章に優しさが溢れているのが好感が持てます。ご結婚されて米国での生活エッセイ。アグレッシブにご活躍されている。外国で地域に馴染むのは難しい。友人を作るのは大変なこと。とにかく魅力的な方であることは間違い無し。超オススメの本です。2021/06/14
メリエンダ
0
「夫の留学に伴い、新婚早々、米国ニューハンプシャー州のハノーバーで暮らし始めた著者。しかしそこは、信号が三つしかない片田舎の小さな町だった…。」 自分もニューハンプシャーに行ったような気分になりました。 こんな町で過ごしてみたいです。 イラストも素敵です。2007/03/30
明るいくよくよ人
0
ハノーバに興味があって読んでみた。ハノーバの生活(身の回り)のエッセイ。タイトルに「信号3つ」があるのに、バブリーな時代の視点を感じた。2010/07/20