内容説明
マインドコントロール、サイコキネシス、テレパシー。現代科学の価値観での理解を超える現象「超能力」に対する人間社会の態度はひとつ、「拒絶」だ。直人と直也の兄弟はあまりに強い超能力を持つゆえ、両親にまでおそれられ、超能力研究所に隔離されていた。研究所に結界を張っていた岬老人の死をきっかけに彼らは外の世界へ脱出。様々な人々の出会いを通じ、自分たちの能力にまつわる不思議な運命に巻き込まれていく。テレビドラマから映画化までされ話題となった「NIGHT HEAD」シリーズの文庫化第1弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
36
読み友さんから、随分古い本だと教えられ・・もう少し若かった頃にタイムスリップしたくて(*^_^*)。平凡な夫婦から突然、何の前触れもなくわけの分らない能力?を持った子が産まれたら、親としちゃどう対処していいのか分らないのが当然だ。しかも超能力なんてスプーン曲げが限度。親が子にしてやれるのは子供達が生き易い場所への避難。捨てられたと思う兄弟の絆の強さもさることながら、親はいつまでも子供の事を思い続けるものだ。異物に対して排他的なのは日本が島国だからか。心が読める直也の能力は・・相当イタイだろうな。2015/07/07
笛ミチル
2
面白い!!!21歳のロリショタ弟が可愛かった。一見強そうなお兄ちゃんが不器用な上に意外と気が弱いのも可愛かった。可愛かった。2014/05/15
しずく
0
超能力が出てくる作品はあまり触れてこなかったので、専門用語?がわからないところもあったけれど新たな世界を知れてよかった。 主人公が二人ともかっこよくてカルト的な人気が出るのもわかる。自分にももしかしたら無自覚なだけで超能力があるのかも!と思うと楽しいな2022/06/29
だんな
0
★★★★☆2020/08/07