感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ＭＩＫＥＴＯＭ
7
３～４０年前、在日外国人による日本社会の批評本というのがプチ流行した。在日米人、在日仏人そして本書は在日独人。各々お国柄が出ていて面白い、と言いたいところだが、とりたてて国別の特色は感じられなかった。内容的にはイマイチ面白いってほどでもなかったかな。興味深かったのが『ドイツが一つになる日』。当時はまだドイツ統合がなされてない時代で、いわば近未来シミュレーションもの。ベルリンの壁が崩壊して両国民がいっせいに駆け寄るというのはその通りだった。もっとも国家体制としては中立国になるということで、現実はまさか→2023/12/10
ゴリゾウ
0
滞日十数年に及ぶ西ドイツ特派員の日本批評・・「タテマエとホンネをたくみに操りながら、今日の経済大国を築いた・・日本人はミスター・ムサシの二刀流にその〝極意〟を見出した。（P189）#3301989/01/01
