感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ekura
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本を読む、という行為は万人に平等である。同じ版の書物は万人に同じ材料を提供してくれる。しかしそこから何を読み取り得るかは、個々人の力量により異なるのだろう。しかし読書経験は個人の内面で完結するために、その書物に読み取るべき意義が無かったのか、それとも意義を読み取れなかったのかの「答え合わせ」は非常に難しいなと考えた。
MIRACLE
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身の回りの事柄にかんする雑文を収録したエッセイ集。身近な話題をとりあげ、それを考証している。柳田國男の二番煎じで、社会学とは何ら関係はない。本書の内容は、調べればわかることで、現在では無価値である。しかも、筆者の見解についても、当時としては、珍しく、海外での体験もあるにもかかわらず、物事の本質を突くどころか、陳腐なものばかりで、底が浅い。つまり、本書とその筆者には、何のとりえもないのだ。本書を購入した自分の不明を、恥じるとともに、今後は、筆者の著作を相手にしないことにする。2015/02/28
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