角川文庫<br> 「自分で考える」ということ (増補版)

角川文庫
「自分で考える」ということ (増補版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 186p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043130016
  • NDC分類 104
  • Cコード C0112

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tochork

2
理性や精神について説明している。自分で考えることとはまさにそれらを土台として一歩一歩進んでゆくことだ、というデカルト哲学の解説書。かなーり砕かれていて分かりやすい。 日本人に足りないのはデカルトで言う理性だ、から紡がれるまるで数式のような論理には全面同意です。読んで損なし。2010/12/24

Sin'iti Yamaguti

0
著者は哲学者(京都学派?)、で特にデカルトに傾倒している。古典的な意味での合理主義・啓蒙主義者であり、現代思想の流れからすると流行遅れ(?)の感がなくもないが、近代西欧の精神的基礎、強靭な思索を学ぶためには、このような啓発本も必要だったのであろう。現代はこの手の本はまず売れないだろうことは、残念でもある。内容は6本の講演あるいは雑誌への寄稿文。分かりやすい。2024/08/02

ありうす

0
 教育とは「教えて育てる」と書くが、知識やノウハウを「教」えて価値観を「育」てるからだろう。筆者はおそらく、へーゲルもハイデガーもカントも読んでいる。そしてそれを踏まえた知的倫理を説く。本書は、近代知の洗礼を受けた近代人のための自己教育の書である。2015/11/10

バードさん

0
植木雅俊先生の著書の中で勧められていた本。2018/01/08

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