角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 空気の発見

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角川文庫 角川ソフィア文庫
空気の発見

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  • サイズ 文庫判/ページ数 144p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043124015
  • NDC分類 435
  • Cコード C0140

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

100

46
ページ数少ないけど何度も挫折した本。気体についての発見の歴史だけど、描くものが化学者の探求に対しての情熱と気付いたら、一気に面白くなった。それが長く出版されている理由なのかな。2023/12/11

月讀命

28
【空気を読む】という言葉がはやっていて、この本はそういう事を論じている書物かと思い書店でこの本をてにとったが、実は心理的な事でなく本当の『空気』という科学的なものを解説している本であったという自身のエピソードを思い出す。空気がなければ人間は1分と生きていけないものであるが、その『空気』の事を我々はよく知らない。「空気」には重さがあがあり、様々な気体の種類や特性が分かってきた。空はなぜ青いのか、空気中にアンモニアが含まれるのは何故かなど身近な疑問や思わぬ発見など、当たり前の『空気』を、優しく解説してくれる。2010/07/20

nobody

14
平易な文章とは解るということと直結しない。ガリレイの空気比重測定実験とか。比重や密度の定義説明が後出でも他の読者には解るんだな。「科学を創造した人々の思想や生活にふれずして到底科学の真髄を理解することはできない」と詰め込み主義にも反対する三宅が(現実は正逆だが)同じ口で炭酸同化を解明しての化学工場における食糧生産を楽しい化学者の夢と言う。現実路線だろうと三宅路線だろうと行き着く先は同じということ。私には火、燃焼というものが謎のままなのだがフロギストン(燃素)説による化学百年の停滞は必然だったのではと思う。2019/02/12

アドソ

0
日本版「ろうそくの科学」の色濃い少年少女向け化学読み物。こういう、正しい理科教育の本が昔(初版は62年)はあったのだ。2010/09/10

気まぐれ天使

0
2013/06/30

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