角川文庫
将軍たちの夜

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  • サイズ 文庫判/ページ数 489p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042982098
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

1942年、ナチス・ドイツ占領下のポーランドで猟奇殺人が発生。唯一の目撃証言はドイツ軍人、それも将軍クラスの人物による犯行を暗示していた。ドイツ軍防諜部のグラウ少佐は、容疑者を3人の将軍にまで絞り込み捜査を進める。しかし軍という巨大組織の隠微な刃が、グラウ自身にも迫ろうとしていた―。大戦の狂気と正義を求める心の闘争を描いた群像サスペンスの名作、半世紀の時を経て、瑞々しい新訳で登場。

著者等紹介

キルスト,ハンス・ヘルムート[キルスト,ハンスヘルムート][Kirst,Hans Hellmut]
1914‐1989。1914年、東プロイセンのオスタローデ(現在のポーランド、オストルーダ)に警察官の息子として生まれる。父の勧めで軍人となり、第二次世界大戦に従軍。終戦後の50年、“Wir nannten ihn Galgenstrick”(『絞首台の縄と呼ばれた男』)を発表し、作家としてデビューを果たす。以降、戦争や軍隊を題材とする作品を次々と発表。国外でも高い評価を受ける。『将軍たちの夜』(1962年発表)は映画化され、タンツ将軍にピーター・オトゥール、グラウ少佐にオマー・シャリフという配役で話題を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

アーチャー

4
例え戦時下であっても、あくまでも殺人は殺人事件として捜査するのが、当然のこととはいえ新鮮な感じがしました。映画化もされているので、ピーター・オトゥールの怪演も一度ご覧ください。2011/09/19

Sunekosuring

3
安彦良和の絵に惹かれて読んでみたのだが存外良かった。戦争の中で起きた殺人事件をベースにドイツの戦中戦後の将軍たちを描く。ミステリ自体よりも戦争の中でどういう人間が生き残ったのか、というところが興味深い。部下にうまく操作されながら敗戦の責任も取らずナチスに全てを押し付け戦後まで名士として生き抜く鵺のような強かさ。碌でも無いが実際にそういう人間が生き残るのだろう。戦争や革命の裏を数多く描いてきた安彦氏がこれをマンガにしたら絶対に面白いと思う。2010/10/12

スカイバニラ

2
冒頭、1942年ポーランドのワルシャワで起きた殺人事件の犯人を、ドイツ軍防諜部(アプヴェァ?)の少佐が追うといった流れから推理小説かと思いきや、舞台は1944年パリへ。そして1956年のベルリンで物語は収束へ向かうといったサスペンスもの?…でいいのかな。容疑者3人の将官の中に特別師団「ニーベルンゲン」師団長という肩書きがありますが、これって1945年に編成されたSS第38装甲擲弾兵師団「ニーベルンゲン」とは関係なさそうですね。特別行動隊か?まあ、そんな細かい知識なんて必要なくても面白く読める小説でした2010/08/12

まなな

2
表紙買いした 独特の構成で挫折しそうだったがしなくてよかった2010/08/09

nekokokochi

1
戦争のにおいもあまりせず、なんともしまりのないゆるい内容だった。本書は将軍や軍人にぐっと寄り、戦時中と戦後の彼らの姿を描いている。さほどバラエティに富んだ軍人像はないけれど、当時の将軍の生活の一部をのぞかせる。英雄と狂人はその死者の数において表裏一体かという意味合いを(浅ーく)とれたのはいいけど、それにしても死者の声はいずこへ。2010/08/20

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