内容説明
狙撃犯のニコは、ある秘密を胸に時が満ちるのをまっていた。脳裏にフラッシュバックする記憶。そこにはコンパスと定規が組み合わされたフリーメイソンのマークが刻まれていた。FBIとCIA、そしてシークレットサービスが入り乱れ、フリーメイソンの謎と、アメリカ第3代大統領ジェファーソンの残した暗号をめぐり、情報戦を繰り広げる。アメリカの政治の暗部を鮮やかにえぐり出す迫力のノン・ストップ・サスペンス。
著者等紹介
メルツァー,ブラッド[メルツァー,ブラッド][Meltzer,Brad]
1970年生まれ。ブルックリンとマイアミで育つ。コロンビア大学ロースクール在学中に書いた『最高裁調査官』(早川書房)で華々しいデビューを飾り、瞬く間に既刊の売り上げ累計が全米で300万部を超える超人気作家となる
越前敏弥[エチゼントシヤ]
1961年石川県生まれ。東京大学文学部国文科卒業。翻訳家。ダン・ブラウン作品の翻訳などで知られ、海外の作家からも厚い信頼を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
9
アメリカの歴史はあまり古くないのでこのようなフリーメイソンがかかわることでしか歴史に関するミステリーや冒険ものというのはできないのかもしれません。まあ読んでみて下巻のほうが面白いと感じたので作者の意図は成功したのでしょう。映画化は難しいのでしょうかね。2014/04/02
コージ
3
下巻はスピード感があり思いのほか面白かった。ただ、腑に落ちない箇所が多々あった。狙撃手は心臓は狙わない。顔や頭を狙う。狙いが外れて流れ弾が当たったのなら分かるが、そうでは無かった。他にもツッコミどころはあるが、謎解き部分とかがあり興味を持って読むことが出来た。2020/09/16
あおいとり。
3
思ってたより面白くて引越し作業そっちのけで一気に読んだwww コメント欄にもあったけど内容も分量もちょうどいい感じだし映画化したら良いのに。2015/03/22
ocean
1
書誌ミステリーあるいは歴史ミステリーを期待したのですが、全然そういうものではありませんでした。エログロや過度の暴力描写が無く、品の良い、良く出来たエンタメ作品、面白いです。でも、それだけの作品、という感じ。 2017/12/22
ラス太
1
いよいよアメリカの大統領もトランプへと政権交代するが、本書はホワイトハウスの内情にシークレットサービス、FBI、CIAの情報機関が絡み複雑に話は展開する。上巻は退屈だったが下巻からようやく話が走り始め面白くなった。ただ細かいところに私の理解が及ばず消化不足。60点。2017/01/17
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