内容説明
マンハッタンの高級娼婦ナンシーは、10代でこの職に就いて以来、売れっ子として毎日が充実中。けれど最近、次々と頭を悩ませる事件が。親友がストーカー客に悩まされ、怪しい新興宗教にひっぱりこまれ、そしてなんと恋人が婚約話を持ちだしてきた!嬉しいけど結婚なんてムリ、だって娼婦だってこと内緒なんだもん…人生の一大危機を迎えたナンシー、この山を乗り越えて幸せを掴めるか!?気は強いけど情に厚い、キュートでエッチなコールガールの涙と笑いの愛情日記。
著者等紹介
クワン,トレイシー[クワン,トレイシー][Quan,Tracy]
ニューヨーク在住。『マンハッタン・コールガールの日記』が作家としてのデビュー作。自身も10代の頃から娼婦として働いてきて、その経験をもとにオンライン版「サロン」誌のコラムニストとして活躍。数々の雑誌にエッセイや記事を発表。ウェブマガジンの編集などにも携わる。ポスト・フェミニストとしての活動も活発で、性にまつわるフォーラムを各地で行っている
竹内さなみ[タケウチサナミ]
翻訳家・文筆家。青山学院大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nikky
1
星1。NYで高級娼婦をするナンシーのお話。彼氏は結婚したがってるけど娼婦は辞めたくないし〜、友達はバカな男にストーカーされてるし〜、もう困っちゃ〜う的なお話で阿呆くさ〜と思って流し読みして終了。本棚のスペースがもったいないくらい要らない。2013/05/02
いずみ
1
マンハッタンで、高級コールガールをしているナンシーの生活。恋人には全てかくして二重生活を送っている。結婚のことも考えているし、友達についても悩んでいる。そして接客業としてお客さんにいろんな気遣いをする彼女はごくまっとうな(かなりマジメで頭がいい)女の子。なのにコールガールの日常はぶっ飛んでいる。そのギャップがすごい!細かい心理描写が面白かった。2011/01/31
ハナ
0
タイトルのまま、マンハッタンの高級コールガール・ナンシーの日記。登場人物がちょっと多いのと外国人名のせいで、個人的にはしっかり読める時間がないと開けない本でした。しかし、内容はセックスの話よりも、ナンシーがコールガールだと知らない婚約者とその家族やコールガール仲間の持ち込む厄介事にドタバタしする話。ナンシーの親友アリソンの馬鹿っぷりはどうしようもないし、それを見限れないナンシーもお人好し過ぎると若干苛々しつつ読みました(笑)。作者トレイシークワンを私は知らないけれど彼女自身の話でもあるらしく、半自伝のよう2015/08/16