内容説明
封印され、行方知れずとなった伝説の恐怖映画『ヒステリア』…。撮影された、通称「DEAD HOUSE」と呼ばれるセットは、まだウルトラ・スタジオのどこかに実在しているという…。その「DEAD HOUSE」に集う7人のツアー客。たった1時間で終わるはずの見学ツアーだったが、奇怪なる地獄巡りが始まった。果たして人間が体験し得る最悪の恐怖とは?全米大ヒットのホラーがついに日本解禁!完全ノベライズ。
著者等紹介
行川渉[ユキカワワタル]
1970年生まれ。文筆業。ノベライズなどを多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
A
17
映画を小説にした話。恐怖の館に閉じ込められた参加者たち。それぞれの恐怖体験を語っていく内容。2018/11/09
なる
2
なんかみんなあまり評価が良くないみたいだけど、個人的には面白かった。しかし吸血おっぱいはウケ狙いとしか思えないwキューブリックの話は面白かった。2013/03/16
マー坊
2
だまされた~!! 『SAW』シリーズが好きなので期待して読んだが、残念としかいえない。
kyatuta
2
ちょっと残念!全米大ヒットのホラー映画だそうですが、“全米大ヒット”ほどあてにならないものはないですね☆2009/05/14
ジャッカル佐崎
1
1つ1つのエピソードはいい意味でB級、パルプ感あふれるものでバラエティにも富んでいる。冒頭の吸血おっぱいの話からしてバカ過ぎて良い。ただ、一人称の語りのおかげで読みやすいものの、短すぎて物足りない印象を受ける。複雑な内面描写があるような話ではなく、そもそもが映像向きの作品なのだろう(当然だが)。映画に興味を持たせるという意味ではまっとうなノベライズと言える。ちなみにタイトルロゴの「OO」のデザイン、読み終えてようやく意図がわかりました。2024/04/04