内容説明
カタカタカタ…闇に響く奇妙な音が連れてきた女。世にも艶めかしい脚で闇へと誘う女。我が子を愛するあまり闇へと封じ込める女。美しく、優しく、温かい愛に満ちあふれ、崇高な「女性」がある日突然恐怖の存在になったら…狂気を孕み、恐怖を産み落とす「コワイ女」が迫りくる三編。
著者等紹介
行川渉[ユキカワワタル]
1970年生まれ。文筆業。ノベライズなどを多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅんぢ
12
2本目の話のインパクトが強すぎて1本目と3本目の話が霞んでしまう。読んでいてだんだん鋼が可愛く思えてくるから困る。2017/04/06
よしりん
5
映画を文庫化した短編集。すごく怖いわけではなかったけど薄気味悪い読後感だった。2014/10/18
そのぼん
5
表紙怖い…。中身は短編集なので読みやすかったけど、ゾッとする感じの怖さがありました。2011/09/15
シン
2
C評価。まずまず。作品によって当たり外れあり。そういえば映画版見てないな。2006/09/18
☆
2
あまりありそうな怖い話ではなく、思ったほど怖くなかったが、奇妙で不気味な後味がある。読んでて怖くはないが、当事者になったらと思うと結構怖ろしい。この手の話では、なぜこわいのは女なんだろう・・・2011/09/25
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