内容説明
パーティの帰り、道を横切る女を車で撥ねてしまった、カメラマンのタンと恋人のジェーン。恐怖に駆られ、動かぬ人影を残し、二人はそのまま走り去った。その日からタンの撮る写真には、人影が写りこむように―。暗室に漂う異常な気配。友人たちの謎の死。写真に写るのは誰なのか。アジア各国で記録的な大ヒットとなったホラームービーを完全ノベライズ。
著者等紹介
行川渉[ユキカワワタル]
1970年生まれ。文筆業。ノベライズなどを多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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七鵺
2
思ったより面白かった!海外の翻訳本やのに読みやすかったし良かった!2018/03/14
ジャッカル佐崎
1
あらすじを読めば「轢き逃げされた女の霊が写真に写るようになったんだな」と思うだろうが、違うのである。主人公のタンとジェーンは自分たちが人を撥ねた現場を再度訪れるが、現場の警備員は事故のことなど知らないという。では彼らが写真に写る霊はなんなのか? という展開になり、その女がタンのかつての恋人であり、彼に捨てられて以降行方不明になっていることが判明する…。 ともかくタンが最低過ぎて、因果応報以外の感想がない。序盤から1ミリも同情できないのに、ラストではさらにとんでもない真相が明かされゲス度をさらに更新する。2023/01/29