内容説明
アリスは病院のベッドで目覚めた。T・ウイルスに汚染された“蜂の巣”から生還したのが三十六時間前。ラクーンシティはアンデッドたちの街と化していた。事態を隠蔽するためアンブレラ社は街を閉鎖、核爆弾の投下を決定する。街の消滅まであと四時間。わずかな生存者たちとともに再び銃を手に立ち上がったアリスの見たものは…。超人気映画待望の第二弾。
著者等紹介
デカンディード,キース・R.A.[デカンディード,キースR.A.][DeCandido,Keith R.A.]
ニューヨーク、ブロンクス生まれ。小説をはじめ、コミックやノンフィクションなど様々な分野で活躍
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水月
4
序盤のアリスが本当にかっこいい。ゲームからの登場人物も出たりしてゲームファンも楽しめるかも。2012/06/26
ぴぽ
3
映画のノベライズ版というと、なんとなく色物のような印象があったが、読み始まるとそのような印象は薄れていた。映画の補足をするような、細かな描写がなされていて、映画をみてから読むとより楽しめるかもしれない。2015/06/28
ジャッカル佐崎
2
同名映画のノベライズであり、牧野修による前作『バイオハザード』のノベライズとは関連が無い。内容は映画『バイオハザードⅡ』の展開に忠実そのもの。角川ホラー文庫では意外に珍しいド直球のゾンビものであり、チョイ役も含めた複数人の視点から1つの事件を描いていくという手法も往年のモダンホラーっぽく、素直に楽しんで読むことができる。あまりにわかりやすいドイツ系の悪役、あまりにわかりやすい面白黒人枠もお約束と割り切れば悪くない。よく言えば映画版に忠実、悪く言えば無難なノベライズと言ったところ。2023/04/23
アカギ4
2
「サバイバルもの」の楽しさ、ドキドキが十分楽しめる本でした。2016/09/16
ニミッツクラス
2
同名ゲームの映画化第2弾のノベライズ本。副題の英単語を、映画「地獄の黙示録=アポカリプス・ナウ」で覚えたのを懐かしく想いだした。ゲームの方はまるで判らないが、映画の方は観た。リアル・ジルの評判が上々のようだったから、前日譚の前作よりはゲームに近いのだろう。本書、お約束の人事不省から目覚めるアリス。前作の記憶の再生ともにラクーンシティからの脱出を画策するが・・。アシュフォード博士の愛娘アンジェラを救出すれば脱出可能か・・アンデッドやクリーチャーを撃退し、そしてネメシスとの決戦。まさにゲーム。★★★★☆☆ 2012/10/01
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- 和書
- 小説君の名は。 角川文庫