内容説明
これまでにないエロティックな短篇集を―そんな思いを胸に、ひとりの女性編集者が作家たちに一通の手紙を綴った。「小説は長くても短くてもかまいません。主人公は誰でも、実体験でもフィクションでも…。わたしが求めているのは、その作品を読んだことによってぞくぞくすること。官能的な、セクシーな気持ちになることなのです」そして生まれたのが、8人の女性作家によるポルノグラフィー。異国の主人公たちが織り成す珠玉の物語が、包みこむように優しく、ゆっくりと、あなたを官能の世界へと導いてくれる…。
著者等紹介
スラング,ミシェル[スラング,ミシェル][Slung,Michele]
アンソロジストとして名高い編集者。『Traveler』『Vanity Fair』など雑誌にも執筆している
中谷ハルナ[ナカタニハルナ]
東京生まれ。1983年成蹊大学文学部卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たぬき
2
女性作家による短編アンソロジー。 皮肉なことに、どの短編よりも、 引用されているキーツ(男性)の詩が一番エロティックだった。 アノンの胸は再び高鳴る 日没の祈りが終わったのだ 彼女は真珠の髪かざりをほどき 肌で温まった宝石を一つずつはずす かぐわしい胴着をゆるめていく 少しずつ 少しずつ 豪華な衣装がはらりと膝にからみつく ----聖アグネス祭の前夜 2019/02/04
世玖珠ありす
2
女性向けのソフトな官能短編作品集。エロティックファンタジーと言った感じ。海外の作品なので、日本女性的にはイコールではない部分もあるけれど、これはこれでいいのかも。2017/03/01
takao
1
ふむ2025/03/15
とみー
0
不思議な感じの小説ばかりが入っていますね。ただ,正直なところ,男性が読むにはちょっと合わないかもしれませんね。2014/05/21
-
- 和書
- アイ・ラヴ・ピース