出版社内容情報
19世紀のパリ。凶悪犯から警官となり、市民に愛されたヴィドックの死が、街中を震撼させた。犯人は〝鏡の顔を持つ男〟。伝説の英雄と謎の殺人鬼の対決、隠された陰謀--『クリムゾン・リバー』のJ.グランジェが放つ超一級のミステリ!
内容説明
19世紀、パリ。フランス革命後の混乱の時代、凶悪犯から警官、探偵へと転じた英雄がいた。その名はヴィドック。ある朝、ヴィドックの死が報じられ、相棒のニミエのもとに作家だという若者、エチエンヌが訪ねてくる。だが、ヴィドックの死の真相を探る彼の後を追うように、証人が次々と殺されていく。そして、次第に明らかになる錬金術師の影…。犯罪者から世界初の私立探偵となり、バルザックやユーゴー、ポーなどに影響を与えた実在の英雄、ヴィドックが活躍するゴシック・ミステリー。
著者等紹介
グランジェ,ジャン=クリストフ[グランジェ,ジャンクリストフ][Grange,Jean‐Christophe]
1961年、パリ生まれ。フリーのルポライターとしてキャリアをスタートし、フランス他で多数のルポルタージュを発表。94年に執筆した“Le Vol des Cigognes(コウノトリの飛翔)”で小説家として衝撃デビューを果たし、『クリムゾン・リバー』(98)の映画化により大ブレイクした。続く第三作“Le Concile de Pierre(冷ややかな会議)”(00)も発売と同時にベストセラーに。現在、フランスで最注目の新鋭ミステリ作家である
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感想・レビュー
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hit4papa
眠る山猫屋
Wisteria
4545
いくっち@読書リハビリ中