内容説明
軍人として軍に復帰したいと願いつつも、豊富な経験を買われ、カーター大統領の下で、国防長官付軍事副補佐官として働くこととなったパウエル。強烈な個性の持ち主たちと共に様々な難事をくぐり抜け、ようやく軍に復帰することができた。そして二年後、またもパウエルはワシントンに戻ることになる。今度はレーガン大統領の下での軍事補佐官。韓国機撃墜事件、複雑な人間関係、対イラン折衝など、激務をこなしながら再び軍に戻った矢先、国家安全保障担当大統領補佐官に任命される。冷戦時代終結の幕開けを垣間見つつ、軍と政府との間で、運命に翻弄されるパウエル苦悩の日々―。
目次
第1章 カーター政権の国防総省で
第2章 レーガン信奉者―そして、あわやという危機
第3章 電話のベルは鳴りやまず
第4章 「フランク、あなたは私のキャリアを台なしにするのか」
第5章 国家安全保障担当大統領補佐官
著者等紹介
パウエル,コリン・L.[Powell,Colin L.]
ジャマイカ系移民の子としてニューヨークのハーレムに生まれ育つ。ニューヨーク市立大学をへて、米軍に入隊。軍人として朝鮮戦争、ベトナム戦争を体験し、国防総省に勤務。その後、統合参謀本部議長に任命され、湾岸戦争を指揮した。このほど、ブッシュ政権で、黒人初の国務長官に就任
パーシコ,ジョゼフ・E.[Persico,Joseph E.]
1930年、ニューヨーク生まれ。ニューヨーク州立大学を卒業し、朝鮮戦争に中尉として従軍したのちNATOのナポリ本部に移る。合衆国情報庁に在籍していた時は、ブラジル、アルゼンチン、ワシントンを歴任、スピーチライターとして11年間ニューヨーク市長を、のちにネルソン・ロックフェラー副大統領を支えた。著書多数
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高橋 橘苑
キミ兄
monashi
丰