内容説明
クリニックを荒らされ、動揺するジョディ。以前にも、自宅のコンピュータのファイルが荒らされたのではないかという疑いを抱いたことがあった。またシェードは取材で時々街を離れるが、その間の出来事については彼女に一切語ろうとしない。そんなある日、被験者の一人、ビアンカが彼女に警告する。彼女の夢にジョディの夢の恋人が現れ、ジョディが何者かに利用されていると告げた、というのだ。ジョディは夢の交信などありえないと思いつつ、シェードのことに違いないと直感していた…。ユングやフロイトを越えた、新たな夢理論の確立に迫る、ジャンル超越ミステリ。
著者等紹介
バトラー，ジャック［Ｂｕｔｌｅｒ，Ｊａｃｋ］
ミシシッピ州生まれ。セントラル・ミズーリ州大、アーカンソー大で文学と数学の学位を取る。現在、サンタフェ大で創作文学の教鞭を執る。これまで、詩集や吸血鬼ＳＦ小説、南部精霊伝説を元にした怪奇小説などバラエティ豊かな作品を発表している。現在、サンタフェで妻と在住
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