内容説明
西暦３０２８年、地球はエイリアン種族ドレッジの攻撃を受けて消滅した。それから十五年、敵意に満ちた宇宙の中で、ケールは宇宙のスクラップ工場で辛い仕事に追われていた。そんなとき、彼の運命を変えるワルキューレ号が現れる。船長のコルソは、天才科学者だったケールの父が遺した指輪に、人類救済の鍵を握る宇宙船タイタンの秘密が隠されていることを告げる。否応なくとてつもない冒険の旅に出ることになったケール。ドレッジの執拗な追跡をくぐり抜け、彼は人類を救うことができるのか―。壮大なるＳＦアクション超大作。
感想・レビュー
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ニミッツクラス
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00年の同名米映画のノベライズ本。人類を惑星ごと宇宙から駆逐したドレッジ族。地球が冒頭で破壊されるのは「銀河ヒッチハイク・ガイド」の方があとになるのかな。本書、人類再起の望みを託されつつも自覚に乏しい主人公ケールと、彼にハッパを掛けるワケありの連中・・地球人紅一点のアキーマの生い立ち、ドレッジの組織体制、地球人を嫌う理由など映画では触れる時間の無かった部分が書かれている。映画では強襲艇や母船は鮮やかな青だが、本書では黒となっている。超テクのテラフォーミング、あっさりスルーでまさにスペオペ。★★★★☆☆2012/08/26
