内容説明
国家のエリート医師が集まるアメリカ癌財団の新人医師ダニエルは、ふとしたことからＪ化合物という物質が悪性腫瘍の治療に役立つ可能性を知る。彼は同僚のサブリナの協力を得て、臨床実験をして効果を確かめる実験計画を立てる。幹部に連れられてドイツに出張した際、ダニエルは偶然にもＪ化合物の化学式を書いたメモを入手し、本格的に研究を進めようとするが、医学界特有の入り組んだ人間関係や権力構造のもとで、先輩医師や組織の妨害を受け、患者の病状も急変するなど、様々な問題が噴出し始めた…。新薬開発をめぐる欲望と陰謀を克明に描いた迫真のメディカル・サスペンス。
感想・レビュー
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kama
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★★★１／２ 単純なプロット、通俗的なキャラクター、それでもリーダビィリティに優れ医療サスペンスとしての情報量も多く楽しく（結構腹たったけれども）読んだ。後半はちょっとやり過ぎ。2016/05/26
