内容説明
交通事故で母を失った四歳の少女ポネット。突然のことに、ポネットは母の死が理解できない。叔母の家に預けられ、従姉弟たちと一緒に生活するが、ポネットはその遊びの輪にも加わらず、独り草原で母を待ち続ける。そしてベッドの中でお祈りを繰り返す。「神さま、どうかもう一度、ママに会わせて下さい…」四歳の少女が自分の言葉と感覚で死というものをひたむきに理解しようとする姿。静謐で真摯な思索に満ちた、珠玉の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
meg
2
愛おしい物語。感動と心に温かな光が差す。2023/09/03
さつきんぐ
2
すみません、面白くなかった。死んだお母さんに会おうと必死にお祈りし、手を尽くそうとするポネット。それってふつうでは。ラストのお母さんのセリフだけ良いと思った。あとは想像の域を超えなかった。2022/10/16
tai65
2
星4つ2014/02/01
GATA
2
がらがらの映画館で泣きながら見た映画を思い出して購入。ポネットのひたむきさは映像ほどには伝わってこなかったかな。 また映像で見たくなった。2011/11/13
きい
1
母親を亡くした上に、妻の死を受け入れられない父親にも置き去りにされたポネット。少々宗教色が強くてあまり入り込めなかったけど、ラストは泣けた。2025/01/13