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角川文庫
記憶の家で眠る少女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 444p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784042765028
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ロンドン郊外で起きた富豪夫妻の惨殺事件。一命を取り止めた娘フィオナは、ストレス障害の研究者サマンサに預けられた。二人が打ち解け始めた矢先、フィオナがサマンサの恋人と姿を消してしまう。

内容説明

残虐な殺人事件がロンドン郊外の裕福な家庭を襲った。二つの無残な死体と、喉を掻き切られた一人の娘―一体誰の仕業か。犯人は再び襲ってくるのか。少女の保護にと抜擢されたのは精神分析医のサマンサ。女に手の早い恋人、手のかかる幼い娘、進まない論文―それでなくても手一杯の中、医師の信念と誇りから新しい住人を受け入れた。「この家は安全だから」捕まらない犯人に怯えながらも、少女に安らぎを与え立ち直らせてゆくサマンサ。だがその努力も空しく、突然の悲劇が彼女を襲う。確かな安全などどこにも無い。自分を守れるのはただ自分だけ…。終わりの無い恐怖が渦巻く心理サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YH

2
割と普通。イギリス物に期待したゴシック感もない。ちょっとイギリスの警察、弛んでるのではという印象。フィンのサイコ感は考えるとゾッとするけど。2022/12/21

かずさ

1
ミステリというよりはスリラー……な感触。探偵役ではあるのだけれど前提が間違っているというすっごいどうなのそれ!(いや想像は可能でしたが、が、が。)という展開。正直、フィンがなにをしたかったんだろうって思うと切なくなって仕方がない。どんな人だったんだろう。2011/12/07

椿子

1
舞台となる家が、もう夢の中みたいな感じで、その夢の中の家で繊細な物語が繰り広げられる感じが本当に面白かった。最後の終わり方も、面白い。フィンが何て魅力的なんだろう、と思ってしまった。2010/05/25

1
★★★2000/05/31

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