内容説明
サムが大声で呼んだ時、突然凄じい嵐が襲い、サムとチャーリーの2人は、虚空へと吹き飛ばされた。その中に現われたのは、曲がった角のある巨人。サムの悪夢の中に繰り返し現われた魔人だ。風に運ばれていく2人の頭の中に、声が響きわたった。「生きたいなら、心に念じよ、わしのもとに来るように!」かくて、親友同志の女子高生、サムとチャーリーは、現実を変えてしまう嵐〈変容風〉の吹き荒れる、異世界へと運ばれたのだった。そこに待っていたのは、2大勢力の壮絶な闘争だった。新感覚異世界ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
げんなり
1
最初はやっぱりすごく読みづらかったのだけど、中程からはあんまり気になんなくなって、読後、ここで終わるのかと少しフラストレーション。続きが気になる。原文を知らないので偉そうなことは言わないが、ここまで独特な語り口だったのか? 翻訳としては失敗なのではと思う。言葉の選び方もこの本の出た平成二年としては古かったのでは? 直訳だとか語順のままの並びだとかネットで散見するけれど、その辺は面白かったし、もしストーリーに関係する事なら必然だったりもするので、実はそんなに気を衒った感じはしなかった。続き、出ないかな。2022/10/03
さけフレーク
1
訳がめちゃくちゃというのは聞いていたが読みすすめていくうちに世界観そのものも難解だと思った。最初これを翻訳しようかと思ったがやらなくてよかったかな2012/06/26
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- 和書
- 山本勘介 〈1〉