感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まえすとろ
12
『エイリアン』は漫画家のダン・オバノンがラヴクラフトの『クトゥルの呼び声』を原案にした怪奇SF もののプロットと東京を爆撃する目的のB-29に取り憑くグレムリン(大戦当時、パイロットの間で語られた寓話で機体に取り憑いてエンジン不調にするなどいたずらをする悪魔)にクルーが次々に殺されてゆくというホラー作品シナリオを脚本家のロナルド・シャセットが一本のプロットにしてはどうかと薦められたのが元となりオバノン、シャセットの共同随筆という形で企画を20世紀フォックスへ持ち込まれた。2014/03/28
まえすとろ
10
『エイリアン』は漫画家のダン・オバノンがラヴクラフトの『クトゥルの呼び声』を原案にした怪奇SF もののプロットと東京を爆撃する目的のB-29に取り憑くグレムリン(大戦当時、パイロットの間で語られた寓話で機体に取り憑いてエンジン不調にするなどいたずらをする悪魔)にクルーが次々に殺されてゆくというホラー作品シナリオを脚本家のロナルド・シャセットが一本のプロットにしてはどうかと薦められたのが元となりオバノン、シャセットの共同随筆という形で企画を20世紀フォックスへ持ち込まれた。↓ 2010/07/03
ナナシ
3
映画から。正直なところ、映画だと理解しきれなかった部分が改めて描かれており、こちらの方が満足度は高かった。リプリーと他クルーとの軋轢、ランバートの精神的脆さ、ダラスの責務を果たす精神性などなど。私にとってのエイリアンとはモンスターであり、銃や武器などで倒す対象だったが、未知の存在としてのエイリアン、出会うたびに姿を変え凶悪になっていく生き物として描かれておりその攻防に唾を飲んだ。強酸性の血液の恐ろしさも改めて。他の作品も小説で読みたい。2017/10/16
高木
1
ダクトを通る作戦で、指名されて躊躇うパーカーの心情描写からの躊躇いなく志願するリプリーの勇敢さが際立っていた。ここが1番個人的に1番好きなシーンでした。あとはアッシュに関する多分ダラスの見た印象や三人称視点の描写がなかなか多い。ジョーンズがサバイバーの一員として彼なりに脅威を認識して逃げようとする態度が見られて良かった。 エイリアンに対してろくに武器もない人間が対応できないスピードで事態が変わっていく様子が丁寧でした。2023/05/29
knm296
0
★★★★★ 映画も本もどっちも面白いという体験は初めてでした。