角川文庫<br> ベンツに乗って強盗に行こう

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角川文庫
ベンツに乗って強盗に行こう

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  • サイズ 文庫判/ページ数 398p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042708018
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

28歳。気楽な臨持雇いの身。ぼくは、両親のようにあくせく働き中流の暮らしにしがみつくのはいやだった。だが、自分がロンドンのちっぽけな小屋に住む額の後退し始めた30前の男に過ぎないと気づいたとき、中流階級の幻想は、ドラッグと犯罪と下層階級への道を転落していた。そこでぼくは計画した。マイケル・ウィナーの個人銀行を、ゴージャスで速い車で襲うのだ。運転がすてきに上手くてセクシーなスージーと一緒に。…でも、これは愛じゃない。おかしくてどこかシリアスな計画の顛末を、とびきりクールに描いたブリティッシュ・ロック・ノヴェル。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ISBN vs ASIN vs OPAC

1
十七の時、何度も何度も、おれが欲しいモノは全てこの小説の中に書かれていると思い込んで、貪り読んだ。何回も何回も読んだ。そして二十七で未だに無職の今、おれは主人公とはまったく違った思いで、三十歳になって、はげ上がるだろう自分を想像している。それは喜びでも悲しみでもなく、納得と理解と共に。「きみは得ていないものを嘆いているんだ」ああ、おれは禿げる準備は、できているんだ。覚悟、って言ったっていい。小さな頃から、おっさんになりたかった。連中は、無敵だから。2010/08/07

ok

0
なんじゃい、こりゃ。酔っ払いの戯れ言か。2015/10/26

聡太郎

0
語り手の騒々しくて延々とつづく語りがこの小説の核なんだろうと思う。しかし読み終わると意外とふつうの犯罪小説の感じだった。2011/09/13

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