内容説明
サメを愛する海洋研究家・サイモンの前に正体不明の凶暴な生物が現れた。鋭い金属製の牙と鉤爪を持つ“それ”は恐るべき残虐さで次々とあらゆる生物を襲い、人間にも犠牲者が続出する。これはやはり本当にサメなのか、それとも…そして調査を進めるうちに、五十年前、ナチスが計画した壮大な悪魔の実験が浮かび上がってきた―。『ジョーズ』『ビースト』の海洋サスペンスの名手が放つ、怪物と人間の死闘を描いた傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とんこ
16
ジョーズの作家による海洋(モンスター)パニックホラー。映画も有り。定石通りの展開ながら、犠牲者が増えたり、危機一髪逃げれたりのドキドキもいいし、変化してゆくモンスターの内面の描写もいいんだけど、いまいち主人公達にさほどの魅力を感じずなんか淡々と読了。あ、トールマンは好きです。他はなんか…印象が薄い…。映画はクリーチャー造形の評価が高く、長尺ながら面白いらしいので、そっちも見てみたいかな。2025/01/13
カマー
3
「ジョーズ」の作者が描くナチスの開発した海棲生物兵器の話 モンスターパニックっぽいがどちらかというと海洋SFホラーと言ったところ ロブスターの罠とかサメの生態とか海に関するうんちくが多く興味深かった 2016/06/09
さといも
2
動物パニックホラーだと思ってたけど、違った。違わないといったら違わないんだけど。とりあえずナチス凄い。ビーストの方が私は好きだぁ。2015/06/14
和沙
1
結論:ナチスの科学力は世界イチィィィィッ!!2012/09/17
カマー
0
海洋生物系のバイオモンスターもの この作者って海系の動物パニックに特化してる気がする 2013/05/20