内容説明
重傷の火傷で皮膚移植手術を受けた患者が、手術直後、この世のものとは思えない狂暴さで看護婦を惨殺し逃走した。捜査を進める中、皮膚移植のドナーは交通事故で緊急救命室(ER)に運び込まれた身元不明者だということが判明する。が、死体は忽然と消え失せていた。事件の鍵は皮膚だと睨んだモルダーとスカリー。証拠隠滅の後に残された微かな手がかりを追って、二人は遂に、あるバイオテック企業にたどり着く…。謎の皮膚に隠された人間の妄執、そして神をも畏れぬ恐怖の陰謀が明らかになる、ますます充実のシリーズ第六弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yosshyview
1
皮膚移植により人格が変わり狂暴になる。最終目的は不老不死の兵隊を作ること。モルダ―達は陰謀を阻むためタイでの捜査をし犯人を追い詰める。面白かった。2021/04/18
kinta
0
第6弾。 今回働いてます。 移動距離が地球半周。 しかも密林切り開いてます。 実は、このシリーズの人気を担う一端の生物シリーズは、実は初めてじゃなかろうか。 私は1stシーズンのスクイーズで目薬がさせなくなった人間なので、これはリアルにホラーちっくに読みました。 映画化決定だし、本も続編が出るといいですなあ。
ikemura23
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シリーズの中で一番好き。ストーリーもモルダーの皮肉も面白い。週末は世捨て人仲間と土石流見物ときたもんだ2017/03/24
ハブ君
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不老不死の研究のために人道から外れる研究者は後を絶たない。香油の存在が一番気になる。2013/02/15