内容説明
ブードゥーの祈りが聞こえるカリブ海。海の底の墓場から「夜の船」がよみがえる。それはかつて闘いに敗れたUボートだ。中からは無気味な物音がもれている。なにものかが潜んでいる。生物なのか亡霊なのか。楽園は無気味な気配につつまれはじめた…。いま、最も注目されるモダン・ホラーの先鋭が描く傑作長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lico
8
登場人物からストーリーからオチまでずっとB級ホラー映画のようなノリで展開される小説でした。 心のなかで散々突っ込みながら読んでました。静寂の中に佇むUボートとやたらとアグレッシブに動き回るゾンビのギャップがすごすぎてUボートがストーリーから浮いた存在になっている印象を受けた。2014/08/21
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
2
☆×3.0…正統派なゾンビの出てくるホラーでした。もしムーアやキップが少しでもボニファスの警告を耳に入れていれば、そしてムーアが余計なことをしなければ…と思うとかなり歯がゆい作品です。それと一種の「おごり」が悲劇を招きましたね。特にグロテスク、と言う面では後半のゾンビの凶行の数々は強烈で、人によってはかなり具合が悪くなるのでは?と思いました。惜しいのは結末部分があまりにもあっさりだったこと。後日談があってもよかった気がします!!2012/01/20
No.7
1
カリブ海の小島を舞台にしたゾンビホラー!南国の美しい描写に癒やされまくり。読み終わりたくない!ゾンビが姿を見せる様になってからは台無し。主人公たちの間抜けなヘマが目に付きます。でもラストの海戦が熱かったので満足です。2023/04/30
siva
0
映画のシーンが思い浮かぶようなホラー。監督はロメロよりダニー・ボイルかな?2013/06/17
福猫
0
第2次世界大戦の最中、カリブ海沖に撃沈されたドイツのUボート。ドジ込められた乗組員たちの無念が、現代によみがえり…。少しばかり…いやだいぶ荒唐無稽。2003/03/26
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