内容説明
夫と別れたジェニーは、ニューヨークの画廊に勤めながら二人の子供を育てていた。彼女の運命を一変させたのは、個展で一躍その才能を認められた新進画家、エリックとの出会いだった。二人は結ばれた。ミネソタの広い農場での生活は幸せだった。彼女がエリックの亡き母に生きうつしであることも初めは気にならなかった。だが彼の奇妙な性癖に気づいた頃から、ジェニーの悪夢が始まった。それは、広い邸の闇の中から、夜ごとそっと忍びでてくるもののようだった。狂気の淵に追いこまれながら、彼女はそれが単なる悪夢ではないことを悟るのだが…。
感想・レビュー
-
- 和書
- 兵庫運河スケッチ画集