ノベルゼロ 悪の組織の求人広告〈２〉

喜友名 トト【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 452p／高さ 15cm
• 商品コード 9784042560449
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

事業内容―世界征服―。正義の味方を倒し“悪”の頂点へ駆け上がれ！悪の組織『メタリカ』に就職した小森寧人。彼は初めての部下、ツルギ・新名・アニスと共に沖縄へと赴任する。
激戦を繰り広げる精霊戦士・ラモーンと謎の海底生物サンタァナ。三勢力による三つ巴の戦い、それこそ沖縄が『特地』と呼ばれる所以だった。
状況を打開するために、寧人が仕組んだ“最悪”の奇策とは――!?
さらに、北海道の『選抜戦闘員訓練センター』に教官として赴いた後、アメリカの悪の組織『クリムゾン』へと出向する寧人。普通の青年であった彼は、少しずつ、だが着実に“悪”の頂点へと駆け上りつつあった。
そんな彼にクリムゾンのボスであるミスタービッグは問う。
「悪は滅びる。私はこれが事実だと思うよ。それでも君は、その階段を登るかい？」
悪と正義、それぞれの信念が交錯する。これはひとりの青年の叛逆の物語である。

喜友名トト［キユナトト］
小説家。
2014年『悪の組織の求人広告』でMFブックスよりデビュー。
沖縄県在住。

虎龍［コタツ］

内容説明

悪の組織『メタリカ』に就職した小森寧人。彼は初めての部下、ツルギ・新名・アニスと共に沖縄へと赴任する。激戦を繰り広げる精霊戦士・ラモーンと謎の海底生物サンタァナ。三勢力による三つ巴の戦い、それこそ沖縄が『特地』と呼ばれる所以だった。状況を打開するために、寧人が仕組んだ“最悪”の奇策とは如何に―！？さらに、北海道の『選抜戦闘員訓練センター』に教官として赴いた後、アメリカの悪の組織『クリムゾン』へと出向する寧人。普通の青年であった彼は、少しずつ、だが着実に“悪”の頂点へと駆け上りつつあった。そんな彼にアニスの父でもあり、クリムゾンのボスであるミスタービッグは一つの問いかけをする。悪と正義、それぞれの信念が交錯する。これはひとりの青年の叛逆の物語である。

著者等紹介

喜友名トト［キユナトト］
小説家。２０１４年『悪の組織の求人広告』でＭＦブックスよりデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐島楓]

リアルに特撮戦隊モノを見ているようでとても楽しかった。もうヘタレだった頃の寧人は、少なくとも職務中は存在しない。それが少し寂しかったりする。

2017/03/28

[ぺぱごじら]

前巻に比べて「悪さ」より「ズルさ」が目につくようになったなぁと、ちょっとあてがはずれた思い。これだと作者は先を書くのが大変なんじゃないのかなぁと余計なことを考える。「目標に対してまっすぐ」に拘りすぎなのか、最近の企業人に対する皮肉なのか(笑)。...と書いてはみたが、前巻が面白かったので、ちょっと思い入れ過ぎたのかなあとも。もちろんこの巻も面白いのは間違いない。2018-22

2018/02/16

[シアン]

悪の組織で下っ端からの下剋上を目論み、順調に出世していく寧人。うまく言えないけど、なんか違和感がある。悪だと連呼することもしかり、戦闘力がない分悪知恵を働かせるにしてもそれほど賢い戦略でもなかったり。それと前作もだったが、誤字脱字が多くて気になる。

2018/10/05

[HANA]

2巻。今回は前巻の終わりに決まった沖縄行きから北海道、アメリカ等結構色んなところへ。なんだかんだ順調に出世しつつ、悪っぷりが上がってきているのが凄く楽しい。これからどこまで行くのか凄く楽しみ。にしてもアメリカのヒーローはやっぱりあんな感じになってしまうのはもうしょうがないのかな。もうちょっとクリムゾンでの活躍を見たい気もするけれど。次も楽しみ。

2017/04/12

[niz001]

順調にサラリーマン金太郎。やっと本妻と同じ部署になったのにすぐ出向か。というか、アメリカ編やらずに同期の主人公・ライバル・本妻が同じ場所に集まった開発室編で終わった方が…。

2019/02/07