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出版社内容情報
小説投稿サイト『悪魔の書架』へと召喚された少年・彰文。そこでは、紙魚と呼ばれる存在が物語を壊していた。悪魔と契約をした彰文は世界を救うため、そして記憶ごと失われていた幼馴染みの少女の手がかりを探すため、謎の美少女・ライラと共に物語世界へと飛び込んで行く――! スクウェア・エニックス×KADOKAWAで贈る大人気ゲームの公式小説が原作者・水野良により登場!
内容説明
本好きの高校生・片倉彰文は、大切な何かが記憶から失われているのではないか、という感覚に襲われる。そんなある日、少年は突如、友人の甲斐浩太郎と共に小説投稿サイト“悪魔の書架”の中へと召喚された。現在、“悪魔の書架”が管理する物語の一部が“紙魚”と呼ばれる存在に蝕まれ、世界記憶からも失われようとしているらしい。少年は全ての物語を救うため、記憶ごと失われてしまった“大切な存在”を取り戻すため―悪魔と契約し、“想像”を“創造”にする能力を手にする。巨匠・水野良が贈る―新時代を切り開く、ビブリオン・現代ファンタジー!
著者等紹介
水野良[ミズノリョウ]
1963年7月13日生まれ。蟹座のA型。大阪生まれ、京都育ち。小説家・ゲームデザイナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
56
想像力を刺激する物語だった。ちょっと高校生までくらい向きかなとも思うけれど、自分がつくったキャラクターが具現化するのはクリエイターにとって喜び以外の何物でもない。たとえそれが、危険と隣り合わせだとしても。2017/06/18
よっち
36
本好きの高校生・片倉彰文が突如友人の甲斐浩太郎と共に小説投稿サイトの中へ召喚され、物語を救うため記憶ごと失われた大切な存在を取り戻すため戦うビブリオン現代ファンタジー。管理する物語が紙魚に蝕まれつつある「悪魔の書」。それを阻止するため創造者として悪魔と契約し、作中の人物や仲間とともに戦う中で失われていた記憶を取り戻す彰文。囚われた幼馴染を取り戻す決断は、すれ違ってしまった彼女と想いを再び通わせるための戦いでもあって、読みやすくとてもいい感じにまとまっていましたけど、他のエピソードも是非読んでみたいですね。2017/06/15
水無月冬弥
20
水野良先生(@ryou_mizuno)の #ラノベ スマフォゲームのノベライズ。本や物語を題材にした異能バトルは今まであったけどネット小説と言うのは斬新、そして、主人公が作者ではなく読書というのがいいですね。ただ、微妙に展開が散漫になっている気もしますが。物語は綺麗に終わったし、スマフォゲームも終了したし、続刊はでないのかな? 2017/10/16
ソラ
17
設定が面白い。本の世界に入れるとか良いなぁと思う。2017/09/16
あゆみ
17
★★★☆☆ 小説投稿サイトの物語の中に入れたり自分が創ったキャラを召喚できる設定は本好きにとってはとても魅力的!ただ、Novel 0のレーベルには合っていない気がする。文体やストーリー展開が好みではなかったのが少し残念。2017/07/31