ノベルゼロ デッド・オア・ヴァンパイア

スズキ ヒサシ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2016/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 418p／高さ 15cm
• 商品コード 9784042560227
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

吸血鬼に親を殺された俺は、吸血鬼との間にできた子を愛せるのだろうか……吸血鬼が闇に紛れて跋扈する現代、東京。
ある日、私立清蘭女子高等学校で奇妙な集団溺死事件が発生する。
吸血鬼の犯行と断定した警察は、あるヴァンパイアハンターに捜査協力を依頼する。
その男は、人間と吸血鬼の混血“ダンピール”の息子を持つ、高野麻績だった。
彼は事件を追う、息子のために、そしてかつて想いを向けてきたあるヴァンパイアを探すために。
謎と思惑、そして親子の絆が交錯する――ヴァンパイアミステリー＆アクション、開宴。

スズキ　ヒサシ［スズキ　ヒサシ］

瑠奈璃亜［ルナリア］

内容説明

吸血鬼が闇に紛れて跋扈する現代、東京。ある日、私立清蘭女子高等学校で奇妙な集団溺死事件が発生する。吸血鬼の犯行と断定した警察は、あるヴァンパイアハンターに捜査協力を依頼する。その男は、人間と吸血鬼の混血“ダンピール”の息子を持つ、高野麻績だった。彼は事件を追う、息子のために、そしてかつて想いを向けてきたあるヴァンパイアを探すために。謎と思惑、そして親子の絆が交錯する―ヴァンパイアミステリー＆アクション、開宴。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐島楓]

ヴァンパイアハンターとヴァンパイア。闘う運命にあるはずが、ハンターの息子は実はヴァンパイアとの子ども・・・。この矛盾はどういうことか、と考えながら読んだけれど、なるほど、そういうことだったのか。暴力描写がきつめだけれど、読んでよかった作品。

2016/07/24

[ソラ]

シリーズ化前提のストーリー展開。面白いけれど、１作としてみれば「ここで終わり？」みたいな感じですっきりはしないかなぁという感じ。何作か読んでみないとどうかなという感じ。次回が楽しみ。

2016/06/03

[ヱロ本Gメン]

面白かったが新奇さに欠ける。東京喰種っぽい話なのだがヴァンパイアの存在がなんか中途半端。うーむ…決定打に欠けるというか、いかにもノベルゼロ的というか。微妙です。

2016/06/04

[水無月冬弥]

#ラノベ　ラストに結構大きなバトルはあったものの、まだまだ序盤、役者を全員登場させてみました、という感じの1巻でした。いやあ、これどうなるんだろう？　思ったより吸血鬼は根が深く強力な存在で、人間が生かされているところもありますしね、それに五十鈴がどうからんでくるのか……、うーん、ラストが見えない

2016/06/27

[真白優樹]

吸血鬼が跳梁跋扈する東京で吸血鬼を狩る男が戦う物語。―――愛せるのか、穢れし血を継ぐ自らの息子を。この物語の舞台の中心で踊るのは無敵の力を持つ少年や少女ではなく、一人の息子を持つ男である。子供との接し方に悩み煙草と酒が似合って背中で語りかつて思いを寄せた女の影を追う一人の男なのである。かつて少年だった男達が成長した姿の一つの可能性であり男達の仲間なのである。きっとこの男の姿には父親となった男達は惹かれ、共感できるのであろう。自分もいつか共感出来るような男になってみたいものである。 次巻も楽しみである。

2016/05/17